椿原先生と授業
2024年2月15日 17時31分今日は、結出小学校と遊子小学校との合同研修会を行いました。
全国各地の学校を駆け回り、国語の読解力指導法について研究・指導・講話をされている椿原正和先生にお越しいただき、示範授業を2つと御講話をしていただきました。
午前中に1~4年生の音読指導を中心とした国語の示範授業をしていただきました。授業のはじめは、筆記用具の「確認」から……。
音読指導では、膝を動かしてリズムにのって読むことや指読みの仕方など児童が興味を持つような仕掛けがいっぱいです。できたら丸付けをするなど、楽しく学習が進んでいきました。
スイミーを題材として「主語と述語」の指導もありました。自分の考えを友達に伝える「他者参照」を行い、話した内容を確認する場面も……。
午後は5~6年生の全国学力・学習指導調査の国語記述式問題を活用し、情報処理スキルの指導方法について示範授業をしていただきました。
「○で囲む」「線で結ぶ」「エアーライン」「+α題名・重要語句」という4つの作業について、分かりやすく指示を説明をしながら授業が進んでいきました。「丁寧に行うこと」や『「1(一人・一回・一番)」にこだわること』など学習に必要なことを機会あるごとに指導されました。
何を問うているのか、どこを活用して解答していけばよいか……教えていただいたことを基に問題に取り組む児童たちでした。
自分の考えを友達に伝え、お互いに確認していくことも積極的に行っていました。
授業を受けた児童にとっても、参観した教職員にとっても大変に有意義な時間でした。「楽しかった」と言って帰る児童がたくさんいました。(^▽^)/
遊子小学校までお越しいただき椿原先生から、たくさんの知識や情報・技術を御教示いただきました。ありがとうございました。子どもたちのために、研修したことを生かす指導をしていきたいと思います。