ブタはしゃべる?
2022年4月14日 16時05分本校6年男子が警察の方に激しくぶつかっています。なんだかおだやかではないですね。なにがどうしたというのでしょう?
今日は、3年ぶりに警察の方々を講師にお招きしての交通安全教室の日。コロナ禍で2年間できませんでしたからね。あいにくの雨で屋外の歩行訓練・走行訓練はできませんでしたが、屋内で講義などを受けました。
始めに警察の方が、6年男子に「遠慮なく思い切りぶつかって」くるように指示されました。
屈強な警察の方は、6年男子の全力のタックルでも体は少しも動きません。でも、その方が、普通に走っている自動車にぶつかると何十メートルも飛ばされてしまい無事ではすまなくなるそうです。そうか。走っている自動車がいかに危険なのか伝えるためにしていたんですね。
次に、ヘルメットの大切さについてのお話。ヘルメットのどこの部分が一番大切かという警察の方の質問に、だれも答えられない中、5年女子が、おずおずと前に出てきて、勇気を出して答えました。
なんと一発正解!警察の方も想定外の正解に大変驚かれていました。答えた当の本人も警察の方の反応に戸惑っている様子。正解は、あごひもの部分。いやあ、あぶないあぶない!私(執筆者)は、だれも答えられないなら、不正解の答えを自信満々に答えようと構えておりました。危なく面目がつぶれるところでした!
今日も地元のケーブルテレビの方が取材に来られています。緊張しますね。警察の方は、ポーズを取られているのではありません。もし走行中に車輪に足が入ると、スポークが全部折れて大変なことになることを説明されています。
不適切な乗り方をしていると、いろんな危険がことがおこることがよく分かりました。
続いて自転車点検。なんでも「ブタはしゃべる」がポイントなんだとか。これ、いったいなんのことでしょうね。
ブ=ブレーキ、タ=タイヤ、は=ハンドル、しゃ=車体、べる=ベル、これらが、必ず点検しておきたい部分になるそうです。なるほど!そういうことですか!
新1年生も、同じ講習を受けています。警察の方のお話が、とても分かりやすいこともあり、最後までしっかりとお話が聞けました。
安全な歩行の仕方についての教材アニメも見ました。特に低学年の子に分かりやすく伝わったようでした。
今回の講習全体の感想発表。さすがです!高学年女子が次々に発表しました。時間がなくなったため、4人だけの発表になってしまいました。みんな警察の方に、聞いてもらいたかったことでしょうね。
警察の方々を代表されて、今年度から地区の駐在所長さんになられた方から、御講評をいただきました。ありがとうございました。これから、遊子地区をよろしくお願いいたします。
6年生の児童代表お礼の言葉。あれっ?この子は警察の方に体当たりしていた子だな。とても貴重な経験もふくめてのお礼になりますね。
全員でお礼を。あっ!男性の警官の方は「敬礼」をしてるぞ!かっこいいなあ!心身ともに鍛えた立派な容姿に落ち着いた物腰!子どもたちのあこがれの職業のひとつになる理由がよく分かるなあ!ああ、私(執筆者)も、あこがれをもたれるようになりたい(なりかった?)なあ。
折しも春の交通安全週間のただ中。警察の方々のお話で、子どもたちも、また職員も、大いに交通安全意識が高まったことは間違いありません。
警察署の6名の方々、今日は、大変お忙しい中、本当にありがとうございました。