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避難道「進化の謎」に迫る!

2022年6月19日 11時00分

いやあ、すてきな笑顔!実にいい画(え)だ!なんてったって「弁当使い」は楽しいよね!外で食べると断然おいしいよね!…えっと、ところで、ここって「どこ」なの?

…ん?これって、学校裏山の「避難道」なの?最近できた中腹の避難スペースにブルーシートを敷いて?そうか、こんな風に利用できるんだ。高台で景色も最高だしね。

中腹の避難スペースは、たしか、今年春に増設されたんだったよな。地元の建設会社の方々が、一生懸命作業されていたっけ。

ちょうど離任式の直前に完成し、転任される先生方が、感慨深く見ていたのを思い出すな。先生方、元気にされているかな…。

避難スペースは、津波浸水想定より高い位置に造られていて、万一の場合、子どもたちは、ここで難をしのぎます。おっ、1年生も、ここで避難訓練をしたんですね!

けっこう大きなスペースで、全校児童の22名なら十分に入れますよ。えっと、この不自然な視点は…そうか、これってドローンの画像なんですね。

今日(日曜日)は、地域の方々が、この避難道の草刈りをする日。公民館運営審議会の方々、各自治会長さん方、PTA関係の方々、とても多くの方々に参加していただきました。

午前7時前から、地域に草刈り機の音が響きます。いやはや、何ともすごい協力体制だ!さすが遊子地区です!お忙しい中、皆様、本当にありがとうございます。

あっ!この間、見学でお世話になったばかりのPTA会長さんも参加されているぞ。いろいろと大忙しですね!本当にご苦労様です。

校長先生は、とても足場が悪いところでフェンスのかずらを取られています。校長先生!お若くて身軽なのは十分承知していますが、大事なお体です!絶対に気を付けてくださいね!

大勢の「仕事師」たちの競演で、あっという間に作業終了!みなさん、これからが本番の「お仕事」なんですって!PTA会長さんも、ハマチの子がお腹をすかせて待ってますしね。いやはや偉い人たちだ。

関係者の皆さん、今日は本当に本当にありがとうございました。避難道は、今年が整備の最終年度になり、中腹の避難スペースから上の墓地に抜ける部分が整備されるということです。

この避難道、元々は、3年前コロナ禍による「全国一斉休校」のとき、地域の方々と学校の先生方が、手作りで切り開いたという(実に驚愕すべき)ものでした。それが、どうして、ここまで「進化」したのでしょう?

それは、たぶん、この避難道を切り開いた方々の思いを、多くの地域の方々が、バトンのように綿々とつないでいるからなのでしょう。

地域の方々は、さながら、リレー選手が全力を尽くして走るかのように「地域のために」「さらによいものに」という各々の思いを、切り開いた方々の思いに重ねて、様々な活動を行ってきたのでしょう。

中腹の避難スペースが出来上がったとき、地域の方のお一人が御冗談で「この大きさなら弁当使いもできるぞ」と話されていました。…そうか!そういうことだったのか!現在の遊子小の先生方も、この大きなリレーの輪に参加してるんだ!

避難道を切り開いた当時の方々の思いは、いったいどんなものだったのでしょう。それは私(執筆者)には想像もつきませんが、一つだけ、はっきり言えることがあります。それは「皆さんの思いは、確実に受け継がれ、広がり、そして強くなっている」ことです。どうか、皆さん安心されてくださいね。

そうか、避難スペースでお弁当を食べた子どもたちもいるのか。いやあ、うらやましいな!私(執筆者)も、この「進化し続ける避難道」で何か楽しいことをやってみたいなあ!

えっ?「わたしたちも」…って?その小さくてかわいい声はイモコ?6月12日のブログで「聞こえた気がした」ユスノイモコの声?「わたしたちも」ってどういう意味?

以上、地域の方々への感謝の思いと、今後の明るい展望を感じながら書いたブログでした。