真珠養殖見学
2024年5月14日 15時38分3~6年生が真珠養殖の見学を行いました。前PTA会長さんの作業場で見学させてもらいました。
中は思ったより広く、集中して作業をされていました。
まず、アコヤ貝の口を上に向けぎっしりと詰めて並べます。口を開けられなくなった貝は呼吸がしにくい状態に陥り、その反動で口を大きく開きます。これが「貝たて」という工程です。その後、栓と呼ばれるクサビのような開口器を差して固定する「栓差し」を行います。
次に、2ミリほどの小さな切片に切り分ける「細胞切り」とよばれる作業をして、核と一緒にアコヤ貝の中に挿入します。
核とは、アメリカドブ貝という大きな貝殻の分厚い部分を球状に研磨したものです。
いよいよ核入れ作業です。球状の核と細胞を一緒に母貝に挿入します。とてもデリケートで難しい作業なので、技術が必要です。
近くでじっくり見せてもらいました。
核入れ作業を終えた貝は、損傷が回復するのを待って本格的に養殖されます。
最後に、見学して分かったことをまとめたり、質問したりして、見学を終えました。一番心に残っているのは、1本のネックレスになるまでに、たくさんの人がリレーのように関わっているというお話です。また一つ、遊子の「すごい」を知ることができました。今日の見学を基に、これから詳しく調べていきます。
作業中、おじゃましました。ありがとうございました。